neu-200802-04s.jpg

​木村伊兵衛 写真展

会期:2020年9月18日(金)ー10月31日(土)

13:00〜19:00

​休廊日:水・木曜

まっすぐな目、戦前そして敗戦後を通じ、写し撮られた膨大な瞬間。何が伊兵衛か?

それは、秘策なしの無我の視座、ひたすらに、まっすぐな目。幼少の頃から、死の目前までカメラをかまえ、

人間を、その日常を、あらゆる事象、時代を、伊兵衛流報道写真にし続けた。

江戸っ子気質を色濃くうけつぎ、照れて話は、べらんめえ。だが、教育では伝えることすら不可能な、深い知恵や、継続から生まれる技や、極め付きの芸を、一枚の印画が、伝えてくる。まして、多くの写真集や、数は少ないとはいえ、残されたプリントから、垣間見る伊兵衛世界の峻厳な頂は、時代を映し、そこにあった人々の思いを、情感とともに今に伝える。一見、柔らかな諧調で写し出された何気ない一枚に、たとえ大きな感動や、驚きの世界が拡がらなくとも、じわじわと観ているものを引き込み飲み込んでいく、伊兵衛の独特な回路が口を開けている。「どおだい、おつなもんだよ。」と声が聞こえる。(企画:石井仁志) 



<掲載画像すべて>

「那覇の市場」

木村伊兵衛「那覇の市場」1935年 ゼラチンシルバープリント

入場無料、作品販売あり

*「那覇の市場」ほか作品約20点+関連資料を展示いたします。

*新型コロナウィルス感染症の影響により、内容・スケジュール等が変更になる場合があります。詳細および最新情報はWEBサイトにてご確認ください。

 
neu-200802-08s.jpg

​木村 伊兵衛

KIMURA IHEI

木村 伊兵衛(1901-1974)
東京市下谷金杉上町生まれ。京華商業学校卒業。1924年、東京日暮里で写真館開業。33年、「日本工房」設立。敗戦前、東方社に係る。47年、サン・ニュース・フォトスに入社。独自の報道写真を展開。50年、日本写真家協会初代会長就任。日中文化交流にも貢献。『中国の旅』(74年、朝日新聞社)『木村伊兵衛写真集・パリ』(74年、のら社)他、雑誌掲載、写真集など多数あり。74年5月31日、17時32分、永眠。

企画:​石井仁志

ISHII HITOSHI

石井 仁志(1955-)
プロデューサー・ディレクター(G&S根雨)
細江英公、北井一夫をはじめ、多くの写真家の展示を企画運営。近現代文化史研究、中島健蔵研究、音楽、写真、映像、文学と幅広い執筆活動を展開。清里フォトアートミュージアムのヤングポートフォリオ、新潟大学地域映像アーカイブを支援協力。「生誕百年 中島健蔵展」監修(2004年 東京都写真美術館)『占領期雑誌資料大系大衆文化編』全5巻(2009年 岩波書店)編集・執筆。

neu-200802-07s.jpg
neu-200802-06s.jpg

​〈関連イベント〉

木村伊兵衛写真展 ギャラリートーク

「木村伊兵衛を語る」


1)人物 

 10月11日(日)  15時〜16時半

「木村伊兵衛を語る (人となり) (1,500円 定員・15名) 要予約

    解説:石井仁志(本展企画者)


2)時代

10月18日(日) 15時〜16時半

「木村伊兵衛と昭和(時代との相克)」(1,500円 定員・15名) 要予約

    解説:石井仁志(本展企画者)


3)スペシャルトーク/北井一夫・石井仁志の語る 「実像、木村伊兵衛の真実」

10月25日(日)  15時〜17時(質疑応答あり)

  (2,500円・ドリンク付 定員・15名) 要予約

北井一夫 (きたい かずお)

1944年 満州鞍山生まれ。日本大学芸術学部写真学科中退。『三里塚』『村へ』『いつか見た風景』『フナバシストーリー』『1990年代北京』などルポルタージュ的な写真を撮影、発表してきた。1972年、第22回日本写真協会新人賞。76年、第1回木村伊兵衛写真賞。2013年、日本写真協会作家賞を受賞。出版物は膨大、個展も多数開催。

 

フライヤーPDF

ダウンロードはこちらからどうぞ ▶︎

木村伊兵衛展フライヤー
 

©2020 by G&S 根雨。Wix.com で作成されました。