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…田舎日記 山賀正伸 写真展

2021年 5月7日(金)-6月27日(日)まで延長
開廊時間:13:00-19:00|休廊日:水曜・木曜
入場無料、作品販売あり

<緊急事態宣言の延長に伴い、下記の予定は中止となります>

× 作家在廊予定|5月21日(金)~24日(月)

× トークイベント 山賀正伸 x 石井仁志「遅れて来た‼大型新人写真家の真骨頂」|5月23日(日)14時~15時30分


写真という柱に、触れて、さわって、なでて、時には抱きつき、周りを幾度も歩き回り続けながら、「田舎日記」は、つづられ、継続された。そういう写真作家の営みの根底が、美しいグレーの階調に、映りこんでいる。人生の紆余曲折、その隣に敷かれた、まっすぐで透明に紡ぎ出された糸のように、喜怒哀楽のレールは、今も延び続けている。作品には、季節が息づく。豪雪の里を中心に、とらえられた四季折々の生活が、味わい深いペーソスを含んだ画面構成となり、その視座は、時に雪の舞い降りる音を掴み、人々の心音を聞かせる。地下の水脈と共鳴し、植物の息吹を見せつける。作品に浸るように観てほしい。きっと見えてくるに違いない。作家のまわりに流れる、ゆったり思考する時間の内に、積み上げられた試行錯誤と印画紙の山、無造作に置かれた写真雑誌への無数の書き込み、無機質なカメラ機材に浮かぶ血管のような傷、...なんと、それらすべての要素が楽しげに、その作品たちに向かって飛翔し、昇華して血肉と化した。......山賀正伸が見えてくる。

企画:石井仁志

(20世紀メディア評論・プロデューサーディレクター G&S根雨)

 
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山賀 正伸

(やまが・まさのぶ)



1950年 新潟県の小千谷市に生まれる。

1980年ごろから自分の生活空間の日常写真を撮り始める。

2008年 アサヒカメラ組み写真の部 年度賞 3位、2014年 新潟県展 県展賞 「迎える春」 無監査、2015年 個展「犬が笑う」森岡書店、2020年 船橋市写真展 写真集の部 北井一夫賞「旅の途中」。

 掲載画像:上から

 「田舎日記 #30」2013年・小千谷市
 「田舎日記 #64」2016年・松代町
 「田舎日記 #95」2014年・小千谷市 

  すべて、ゼラチン・シルバープリント *地名は撮影地

 

石井 仁志 (いしい・ひとし)

プロデューサー・ディレクター(G&S 根雨)


細江英公、北井一夫をはじめ、多くの写真家の展示を企画運営。近現代文化史研究、中島健蔵研究、音楽、写真、映像、文学と幅広い執筆活動を展開。清里フォトアートミュージアムのヤングポートフォリオ、新潟大学地域映像アーカイブを支援協力。「生誕百年 中島健蔵展」監修(2004年 東京都写真美術館)『占領期雑誌資料大系大衆文化編』全5巻(2009年 岩波書店)編集・執筆。

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